SHUKA 斗六豆(ボックスレス)

¥1,300(税込)

〜SHUKAボックスレスシリーズ〜

ご自宅使いなどより気軽にSHUKAを愉しんで頂けるよう、箱を省いたエコ形態です(チャック付)。

※内容量:箱入りの倍・価格:+400円(税込)

"美人"とも呼ばれ、豆類の中でも特に、第六の栄養素とも言われる食物繊維が豊富な、北海道産白花豆の大粒のみを使用。栗のようにホクホクとした食感に和三盆の風味を添えた、上品で繊細な味わい。

・原材料:白花豆(北海道産)、砂糖(てん菜〈北海道産〉)、和三盆(竹糖〈徳島県産〉)

・特定原材料:なし

・日持ち:30日

・サイズ:20×12×2cm

・内容量:80g

 

<栄養成分表示(1袋当たり)>※推定値

熱量:298kcal/タンパク質:5.1g/脂質:1.0g/炭水化物:67.2g/食塩相当量:0.3g

※本工房では、大豆、カシューナッツを含む製品を製造しております。

※種感を残す為、歯応えがございます。

※表面が白くなるのは砂糖が結晶化したもので、品質には問題ございません。

<生産者>
北海道北見市留辺蘂町にて100年以上農業を続けてきた森谷ファームさま。名産の白花豆を守り続けていらっしゃいます。

数量:
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※本工房では、大豆、カシューナッツを含む製品を製造しております。

※商品の仕様および価格は改良のために予告なく変更することがございます。

※商品の色が実物と異なる場合がございます。

SHUKAについて

大人の至福時間のお供

日本茶や紅茶はもちろん、仕事や家事の休憩時間にお気に入りのスペシャルティコーヒーと合わせたり、夜の特別な時間にワインやブランデー、ウイスキーなどの洋酒とペアリングしていただいたり。またヨーグルトやアイスクリームのトッピングとしてもおすすめです。素朴な味わいだからこそ叶う、自分だけの愉しみ方を、見つけていただけます。

また、主要なアレルギーのある方やベジタリアンなど、食に制限のある方とでも、一緒にシェアして愉しむことができるお菓子です。

※一部特定原材料に準ずるものも含まれる場合がございます。詳しくはこちら

SHUKAは種と糖だけで作るシンプルで洗練されたお菓子。その世界観を体現したパッケージは、過度な装飾を省き、ロゴとそれぞれの種をイメージする色のみで構成しています。”砂糖漬け”は古来の食品保存技術であるため、現代の保存料を全く使わず常温で日持ちすることも、贈り物やお土産におすすめするポイントです。

Recipe

原材料は、種と糖分のみ

種と糖分のみ

SHUKAの製造には、”砂糖漬け”という古来の食品保存技術を用いています。使用する原材料は、種と糖分のみ。現代的な保存料はもちろん、着色料や漂白剤も一切使用しません。

カカオ豆と有機ココナッツシュガー

種が本来持っている食感までも程よく残す

まずは、素材を煮て水分を含ませます。この時、和菓子においては、口溶けを重視して極力柔らかく煮ることが一般的ですが、SHUKAにおいては、種が本来持っている形や色だけでなく食感までも程よく残すため、研究を重ねた独自製法で、アルデンテな種感のある噛みごたえとなっています。

シロップの糖度を測定する様子

3日間、ゆっくりと漬け込む

次にシロップを作り漬け込みます。すると、浸透圧という物理現象によって、素材の中の水分とシロップ中の糖分が入れ替わり、少しずつ糖分が浸み込んでいきます。この現象は、素材中の糖分と、外部のシロップ中の糖分とが釣り合った時点でストップします。

これを応用し、シロップの糖度を上げて、素材を漬け込む、という工程を繰り返し、内部まで糖分を浸透させていきます。この工程には3日ほどを要します。

閑かにシロップに浸かる斗六豆

日本固有の砂糖である和三盆

最後に、食べやすさと、保存性を高めるため、一晩置いて表面を乾燥させます。この時、日本固有の砂糖である和三盆を使用します。国産品種のサトウキビ”竹糖”で作られた江戸時代より伝わる一品です。

程よくふりかけることで、表面の乾燥を促すと同時に、きびの優しい風味を纏わせます。ふりかける量は、その日の気温や湿度によって職人が微調整し、ほどよい塩梅に仕上げます。

こうして、仕込みから4日ほどをかけて、1つのSHUKAが完成します。

シロップを切った後、職人が和三盆をふりかける様子

Grower

厳選された素材

SHUKAで用いるのは、種と糖のみ。ゆえに、一つ一つの原材料を厳選し、後世に伝え残す価値あるもののみを使用します。具体的には、下記のような3点の基準で判断しています。

1、生産者の顔が見える
2、自然へのリスペクトがあるか
3、品質への情熱

白花豆の一大産地、北海道北見市の森谷ファームさま

Story

ストーリー

「甘納豆屋にだけはなりたくない」から
「自分しかいない」へ

私は、京都にある、和菓子 ”甘納豆”を商う家系、”斗六屋(とうろくや)”に長男として生まれました。1926年(昭和元年)に、曽祖母の近藤スエノが創業したお店です。

しかし、私は「甘納豆屋にだけはなりたくない!」と思っていました。それは、中学生の時、「甘い納豆なんて気持ち悪い」と実家が甘納豆屋であることをからかわれたことがあったからです。多感な時期だったこともあり、それ以降実家が甘納豆屋であることが恥ずかしいことだと隠すようになりました。

創業当時の木版画の引き札(今のショップカードに相当)

甘納豆の価値。芽生えた使命感。

卒業後は大手の老舗菓子店で2年間働かせて頂き、和洋多くの菓子を見て、26才で家業に入りました。甘納豆の第一印象は、「古くさっ」でした。特に洋菓子と比較して、華やかさのない感じ、大量にまぶされる砂糖、パッケージもどこにでもあるような袋に入れただけでした。

収穫したての斗六豆(白花豆)

甘納豆を世界へ

文化として続いていくためには、このイメージを変えていくこと、そして特に若い人たちに伝えていく必要がある。そのためにどうしたら良いかと考え、漠然と「海外で認められれば、インパクトが与えられるのでは」と思いました。そして、イタリアで2年に一度開催されるスローフードの世界大会に出品することに決めました。スローフードは、地域の豊かな食文化を伝え残そうというイタリア発祥の草の根運動です。世界中から、ローカルな食が集まり、甘納豆はぴったりでした。

イタリアで見たチョコレートにヒントを得て開発した"加加阿甘納豆"(2020)

世界に通じるブランドを創る

そこで、工芸の経営再生支援・ブランディングで有名な、中川政七商店の会長である中川政七さんに相談しました。甘納豆の歴史、現状、私の想い、全てを聴いて頂きました。

コンサルティングを依頼し、回を重ねる打ち合わせの中で、私の中でずっとモヤモヤしていたものが、「自然の恵みに手を添える」という明確なコンセプトに落とし込まれて行きました。さらに、中川会長の「甘納豆って分解すると豆と糖、根源的にいうと"種"と"糖"だよね」という発言から、それを端的に表したブランドネーム「SHUKA(種菓)」に至りました。

中川政七さんと奈良の鹿猿狐ビルヂングにて

Customer Reviews

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Hisashi
大好きです

斗六豆の甘納豆に目がなく、SHUKA斗六豆にも以前から興味がありやっと食べることができました。
周りの結晶化した糖と豆の皮が一体化していて、カリッと噛み心地よく、それでいて豆の皮の舌触りが目立ちすぎることがありません。
中身はほっくりとしていて、上品な白あんのようです。
豆の繊細な味わいと香りが生きていて、エレガントでありながら、野生味も感じさせます。
豆好きにはたまらないお菓子です。
一粒でも食べ応えがありますが、美味しすぎるのでこちらのお得用パックを購入して正解でした。
またリピートします。

Hisashiさま、この度は、SHUKAをご用命くださり誠にありがとうございます。斗六豆、お好きだったのですね。外側のカリッと感と内側にほっくりした感じのコントラストは大切にしておりますので、そのように感じ取って頂けて、とても嬉しく思います。ボックスレスシリーズも気に入って頂けて嬉しいです。今後ともお付き合いのほどよろしくお願い致します。

雅美 郷
どれも美味しい。

今回、私の好きなお豆を伯母にプレゼントしようと買わせていただきました。ついでに自分用にもですが。斗六豆は、たまたま16日にお伺いし、ボックスでかわせていただきました。甘すぎず上品な味で、伯母にも喜んでいただきました。ありがとうございました。

郷雅美さま、大切な贈り物にSHUKAをお選びくださり、誠にありがとうございます。斗六は斗六屋の頃からの代表銘菓ですので、お喜びいただけたとのこと、とても嬉しく
思います。毎月16日は昔ながらの甘納豆も作っております。改めてご縁に感謝いたします。今後ともお付き合いの程、よろしくお願い致します。

ご試食・ご購入できる場所

ポップアップショップ

実際に手に取って、ご試食いただけます。お近くの方はぜひ足をお運びください。

SHUKA 京都本店

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全国のお取り扱い店舗

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最近見た商品

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